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施工事例
木村工務店社長邸
玄関ファサード
どっしりとした重みのあるブラックが印象的な外観。
外観の中心には弊社制作のFIX(はめ殺し)の格子が重厚感のある雰囲気を程よく和らげています。
外観側面
側面の窓開口部に設けられた横長のFIXの縦格子は木虫籠(キムスコ)と呼ばれる格子で家の内側から外はよく見えるのに、外から内が見えづらくなるという美しく機能面にも優れた金沢の町家建築に代表されるものです。
玄関ドア
壁面と合わせた板材で制作した電子錠のついた玄関ドア。
壁と同じ面材を使用することで統一感が生まれ見た目がすっきりと綺麗になります。
光庭(こうてい)
玄関を抜けると大きなガラス引き戸の光庭。
充分な採光があり家の中がとても明るくなります。
中庭
中庭にもやはり大きく作られたガラス引き戸があり、こちらは簾戸(すど)、または葦戸(よしど)と呼ばれる簾(すだれ)をはめ込んだ建具が使われています。
夏の強い日射しを遮り、風通しを良くし、空間をより快適にするための建具で高温多湿な土地で暮らす日本人の知恵と伝統が育んだ先人から受け継ぐ賜物ですね。
寝室
中庭を臨む寝室。そこを隔てるのは元々使用されていたものからガラスを入れ替えた古建具です。味を残しながらも永く使える建具も魅力的ですね。
室内には4枚連動の太鼓貼り障子の引き戸があります。閉め切ることによって、室内を穏やかに見せつつ隙間風を防いだりなど機能面も素敵なものとなりました。
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